ひで
こういった声がありましたのでわかりやすく解説します!
ベースを初めたけど、なかなか上達しない。伸び悩んでいる方いますよね。
実際にわたしもそうでした。
今はデジタル機器が広く普及しているため、パソコンがあれば楽器が練習できる時代です。
むしろ自宅でアンプから音を出して練習するというのは少なくなってきていると思います
そこで今回は効率よく練習するための環境作りから
実際の操作まで丁寧にかつ詳しく解説していきますのでぜひついてきてくださいね!
ひで
大前提の話
環境づくりを行うためお金が1万円ほどかかります
この記事を読んだだけでは上手になれません。
実際に行動するのはあなたです。
▼一万円も出せないわ!という方はこちらの記事がおすすめです▼
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【Vox amplug2 bassの使い方】画像付きで丁寧に解説!
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この記事を読むと得られる知識
- オーディオインターフェース(IF)とは何か
- DAWとは何か
- 環境さえあればすぐに始めれる効率の良い練習方法
- ドラムに合わせることの大切さ
ベース初心者が練習するときに揃えたい機材6選
まず用意する機材は下記になります
- ギターやベース
- シールド
- パソコン
- オーディオインターフェース(IF) ※解説します
- DAW(ソフト)※解説します
- ヘッドホン※解説します
この6点が必要です。
ベースとパソコン、シールド、ヘッドホンくらいは持っている方が多いのではないでしょうか
環境は1万円もあればそろえれます。
オーディオインターフェース(IF)とは
オーディオインタフェース(以下IF)は簡単に言うと、ギターやベースをパソコンにつなぐ中継器みたいなものです
USB端子を使ってパソコンとつなげます
メモ
DTMに関する情報発信をしている
藤本 健さんのサイトはすごく勉強になります。
IFはいろんな種類がありますが
タスカムのIFはド定番なので初心者はこれを買っておけば安心です
次に紹介するDAWというソフトも無料でついてくるので練習環境がこれ1つで揃います
DAWとは
簡単に言うと、音楽制作ができるソフトです
自分が弾いた音を取り込んだりもできます。(今回はこれを利用します)
ひで
数々の名曲はこのDAWというソフトを使って作られているよ
- IF⇒楽器の音をパソコンに送るための機材
- DAW⇒作曲等したりするソフト
今回使うDAWのソフト(Cubase)はさきほどもご紹介したタスカムのIFにも付属してくるものを使った練習方法です。
注意
DAWのソフトとしてCubaseを使った場合のやり方を説明していきます。
別のDAWでも同じようなことが出来ますのでぜひ読み進めて行ってください。
ヘッドホンやイヤホンについて
左がステレオミニ 右がフォーン端子
最初の段階に限っては値段は安いもので大丈夫。 最悪イヤホンでもOKです
ヘッドホンやイヤホンのジャックはフォーン端子になっていますが、これでは使えません
ステレオミニに変換する必要があります
もしフォーン端子のヘッドホンしかない場合はステレオミニに変換するためのプラグを買っておきましょう!
小さくてなくしやすいので2個買っておいてもいいかもしれませんね。
環境作りの準備は以上になります!
それではさっそく効率の良い練習方法について教えていきますね
【ベース初心者の練習方法】練習曲にクリックを合わせること
練習曲にクリックを同期させて練習することです!
楽曲に合わせてクリック音(ガイド音)が鳴り続けるので
リズムキープの練習をしつつ楽しく楽曲をコピーできる夢のような練習です
今回はその練習方法を伝授いたします。
注意
最初にもお伝えしましたがIFとDAWを使用している前提の話で進めていきます。
IFやDAWを持っていない方、ぜひ購入の検討を!
DAWのソフトは【Cubase】を使って説明していきます
実際に練習曲をクリック音に合わせるための手順を動画で作りましたので先に見たい方はどうぞ。
※無音で作成しています
動画中にクリックをONにしていませんでした。申し訳ございません。
【ベース初心者の練習方法 実践編】楽曲にクリックを合わせる方法
最終的には以下の音源まで持っていきます。
音が鳴りますので注意下さい。 イヤホン必須です。
ひで
楽曲とクリックが合っているので練習捗りますよね。
今回のクリック音はサンプルとして電子音じゃない音を入れていますが
実際は電子音が鳴ります。 ピッピッピッピッの音。
ここでさらに注目すべきことはこちら
ここが死ぬほど大切です。
バスドラムやスネアは何拍目に音が鳴っているか確認しながら練習しましょう!
初心者がまず最初にやるべき練習でもあります。ドラムに合わせれるようになりましょう!
ドラムに対する合わせ方 を身に着けることにより、技術が飛躍的に向上します。
初心者バンドあるあるの中に、ドラムの合わせ方を知らないっていうのはよくあります。
これを知るだけで本当に変わります。 たったこれだけです。
ひで
自分の演奏がドラムに合ってくるとノリノリになれて楽しいですよ
レコーディングをする際にもクリック音は必ず鳴らします。
ひで
大変遅くなりましたがここからは実践編の手順です。
- 練習曲の用意
- 楽曲のテンポを取得して設定
- グリッド線に楽曲を合わせる
練習曲の用意
練習曲をまず用意しましょう!
MP3、WAVならなんでも大丈夫です。
今回の題材曲は
My Hair is Bad – アフターアワー(CD音源) です(さっきの曲)
step
1DAWを起動し、プロジェクトを立ち上げる
step
終楽曲をドラッグ&ドロップしてください
プロジェクトの立ち上げ方が分からない方は下記を参照ください。
トラックにちゃんと音源が入ればOKです。
楽曲のテンポを取得して設定
楽曲のテンポは頑張れば自分でも特定できますが
時間がかかりますので自動で取得しちゃいましょう!
使用するソフトは
耳コピ支援ツール【WaveTone】を使用します。※ダウンロード必須
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【WaveToneの使い方】自動採譜できる無料の耳コピ支援ツールを徹底解説!
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今回の楽曲のテンポを割り出した際の画像です。
テンポは【190】なのでDAW側にテンポの設定を行っていきましょう!
step
1トランスポートを表示する
こちらの画像が画面内に表示されていますでしょうか。
【トランスポート】と呼ばれるもので
小節の確認や、秒数の確認、楽曲のスタート、ストップ、RECなど色々出来ます。
もし表示がされていない場合、
【F2】もしくは
メニューバーより
トランポートを表示できる項目がありますのでクリックして表示しましょう。
表示がされた所で
とりあえず、再生した時にクリックが流れるようにしましょう!
上記のような画像の状態になればOKです。
クリック音の上にあるボタンは
【プロジェクトのテンポモード】を設定する項目です
大事なのはプロジェクト単位ということです。
プロジェクトのテンポが変わらない場合はOFF
変わる場合はONにする、ということだけ覚えておきましょう。
詳しくは下記にて
メモ
デフォルトでは1拍目のクリック音がアクセントとなりピッチが違います。
練習を行う上でクリックのピッチは全て同じにしたほうが良いです。
設定方法は下記参照。
1拍目にアクセントがあるとクリックに頼りっぱなしになりがちになるので
何拍目を弾いてるかを意識しながらやるという意味合いでこういう設定にしています。.
SLEEP FREAKSさんよりクリックカスタマイズについて分かりやすい解説もありますので載せておきます。
step
終テンポの入力
今回は【190】ですね
これでテンポ入力は完了です。 次はグリッド線を楽曲合わせていきましょう!
【重要】グリッド線に楽曲を合わせる為の準備
グリッド線というのは目印にとなる基準の線です
WaveToneの解説の中にありますのでぜひ読んでください。
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【WaveToneの使い方】自動採譜できる無料の耳コピ支援ツールを徹底解説!
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楽曲をグリッド線に合わせる前に
Cubaseだと設定時に重要なポイントがあります。
step
終基本的な設定をする
左から、スナップオン/オフという機能。
OFFにした場合、波形を自由に動かすことが出来ます。
つまり音符単位ではなく自由に波形を動かせます。
楽曲とクリック音を合わせる時に、
自由に移動させると微妙にズレたりするので音符単位で波形を移動させる必要があります。
必ずこの機能をONにしておきましょう。
次に【クオンタイズ値を利用】というのは、 すぐ横にある 【1/16】つまり
【16分音符】【を元に波形を動かしますよ】。という設定です。
【を元に波形を動かしますよ】というのが
【クオンタイズ値を利用】の部分です。
【16分音符】という音符の単位は以下のようにさらに細かく設定できます
1/8は8分音符、1/4は四分音符といった感じです
この音符を指定することで
グリッド線もその音符に合わせて表示されるので非常に便利ですね。
ここまで理解できればあとは波形をグリッド線に合わせるだけです。
【重要】楽曲をグリッド線に合わせる
楽曲の波形を拡大してみてみると、波形とグリッド線が一致していないことが分かります。
※波形の拡大縮小はCtrl+マウスホイールで出来ます。もしくは虫眼鏡のマークで拡大してください。
テンポを【190】に設定した上で
波形をマウスで動かしてグリッド線に一致させるようにします。
ひで
これぐらいのズレなら大丈夫でしょう!と思ったかもしれませんが
実際に音源聞いてみましょう!
※音が鳴りますので注意下さい。 イヤホン必須です。
ひで
一瞬でズレているのが分かります。
ひで
今回のようにグリッド線が合わないというのはよくあります。
最終的には下記までもっていきますのでご安心ください。
※音が鳴りますので注意下さい。 イヤホン必須です。
step
1スナップ オン/オフをオフにする為に下記のマークをクリックしてください
※ここで波形を音符単位ではなく自由に動かせるようになります。
step
2ハサミツールをクリック
step
3波形をさらに拡大してギリギリのところで切り取る
※波形の拡大縮小はCtrl+マウスホイールで出来ます。もしくは虫眼鏡のマークで拡大してください。
step
4無音部分を削除
step
5スナップ オン/オフをオンしてください。
これで音符単位で波形を動かすことが出来ます。
step
終波形を小節の頭に持ってくる
最後に楽曲を小説の頭(今回なら2小節目)に移動させるときっちりグリッド線が楽曲に合います。
完成した音源が下記です。
音が鳴りますので注意下さい。 イヤホン必須です。
総まとめの動画になります
動画中にクリックをONにしていませんでした。申し訳ございません。
ベース初心者の練習方法のまとめ
DAWを使った、効率の良い練習方法。
それは
練習曲にクリックを合わせて練習をするでした。
この練習方法はDAWを持っている方なら誰でもできることなので
ぜひ実践してみて下さい!
音符を理解する上でも非常に大切です。
現役バリバリのバンドマンや初心者バンドマン
幅広くすべての方にとってプラスになる練習方法だと思っています
これを機会にぜひ、DAWを使って楽器の練習をしてみてはどうでしょうか!!
それでは今日はこのへんで!
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【WaveToneの使い方】自動採譜できる無料の耳コピ支援ツールを徹底解説!
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